研究課題/領域番号 |
15K17842
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
金子 哲 東京工業大学, 理学院, 助教 (10738537)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 電子物性 / 単分子接合 / ショットノイズ / 単原子・単分子接合 / 電子輸送 / 物性解明 / ノイズ計測 |
研究成果の概要 |
本研究課題では特にピラジン分子雰囲気中での金単原子接点の挙動について興味深い結果が得られた。極低温超高真空下で金単原子接点を作製し、ショットノイズのバイアス電圧依存性を計測した。ショットノイズ計測からファノファクターを算出し、透過率を算出した。その結果、金単原子がほぼ完全な透過率を持つ一つのチャンネルを構成する事が明らかとなった。一方、ピラジン雰囲気下で同様に金単原子接点のショットノイズ計測を行なったところ、2つ以上のチャンネルの存在が示唆された。以上の発見は吸着分子が付加的なチャンネルを構成する事を示しており、単原子・単分子接合の電子物性解明に貢献するものである。
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