研究課題/領域番号 |
15K17843
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
林 宏暢 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 特任助教 (00736936)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | グラフェンナノリボン / 化学吸着 / エッジ修飾 / 前駆体法 / ナノファイバー / 基板上合成 / 単分子膜 |
研究成果の概要 |
本研究では、新規グラフェンナノリボン(GNR)合成法の確立のため、1)金基板への吸着部位を導入したGNR前駆体分子の単分子膜形成および脱水素環化反応の検討、2)バンドギャップ制御を目指した幅広のGNR合成に必要な高次アセン前駆体およびエッジ修飾GNR前駆体の合成、を行った。(1)に関しては、合成したGNR前駆体分子の単分子膜形成基板を真空条件下で加熱したところ、脱水素環化反応の進行を示唆する結果を得た。(2)に関しては、ヘプタセン・ノナセン前駆体やエッジにフッ素を導入したGNR前駆体分子の合成に成功した。さらに、エッジ修飾GNRの形成メカニズムに関する知見を得ることに成功した。
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