研究課題/領域番号 |
15K17848
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 北九州工業高等専門学校 |
研究代表者 |
大川原 徹 北九州工業高等専門学校, 生産デザイン工学科, 講師 (50632650)
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研究協力者 |
竹原 健司 北九州工業高等専門学校, 生産デザイン工学科・物質化学コース, 教授 (50249877)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 蛍光 / 単結晶X線構造解析 / 複素環化合物 / ビピロール / 長波長シフト / 赤色蛍光 / 固体蛍光 / アルドール縮合 / アルキル基 / 結晶構造解析 / 計算化学 / 分子内水素結合 / 分子間相互作用 / エステル結合 / ビニル基 |
研究成果の概要 |
次世代型ディスプレイに用いられる有機エレクトロルミネッセンス材料においては、工業プロセスや製品の安全性の観点から発光性分子を含む固体薄膜を調製する必要がある。我々は、発光性のビピロールが、固体中において分子同士の配列の違いにより、蛍光波長を変化させることが可能であることを見出し、さらにその知見をもとにビピロールに種々の電子供与基、電子求引基を導入することで発光波長が650 nmを超え、遠赤色に到達する固体発光材料の開発に成功した。また、分子構造が発光の色に及ぼす影響について詳細に調べ、青色から赤色まで、様々な発光色を有する材料を自在に作ることができる分子設計指針を得た。
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