研究課題
若手研究(B)
本研究提案において見出した事実をまとめると(1)RNA G-quadruplexに対して選択性のある化合物RGB-1を化合物ライブラリースクリーニングにより見出すことに成功した。(2)RGB-1を細胞に加えたところ、RNA G-quadruplexをもつがん関連遺伝子として知られているNRASの発現量が低下した。RGB-1はRNA G-quaduplex存在依存的に内在性タンパク質の発現を抑制することが可能であることを示す結果となった。(3)NRASを対象に更に詳細な検討を進めたところ、今まで知られていなかった位置にもRNA G-quadruplexが存在していることを明らかにした。
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