研究課題/領域番号 |
15K17893
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
|
研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
田中 真司 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 材料・化学領域, 主任研究員 (20738380)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 酸化反応 / 過酸化水素 / 酸素 / 鉄錯体 / 銅錯体 / 鉄 / 触媒 / アルコール / 置換活性 / 鉄触媒 |
研究成果の概要 |
酸化反応は化学産業において最も重要な反応であると同時に、酵素が低エネルギーで高効率に進行させる反応として知られ、学術的意義も極めて高い。しかし、酵素における活性中心である鉄や銅などの安価な金属種のポテンシャルを引き出し、実用化可能なレベルへと発展させた例はほとんど知られていない。我々は、鉄触媒とクリーンな酸化剤である過酸化水素を用いるアルコール類の効率的な酸化反応を開発し、さらに触媒の構造と活性を比較することで、触媒作用の鍵となる要因を明らかにした。また、酸化剤として理想的な酸素を用いる反応の開発を進め、アルデヒド酸化用の鉄触媒、ピコリン酸化用の銅触媒を開発した。
|