研究課題/領域番号 |
15K17918
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
才田 隆広 名城大学, 理工学部, 助教 (90710905)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 規則構造体 / 触媒担体 / 燃料電池 / ナノシート / 高機能触媒 |
研究成果の概要 |
現在,固体高分子形燃料電池用電極触媒には,触媒粒子であるPtの利用率と耐久性の向上が検討課題として挙げられている。そこで,本研究では,物質拡散性に優れた球形の規則構造体に着目し,Pt利用率の向上を試み,触媒耐久性を向上させるために表面官能基が少ないグラファイトオキサイド(GO)を構造体壁として利用した。触媒担体として用いる規則構造体の合成は,球状の高分子材料表面にLayer by Layer法を用いてGOを積層することにより行った。触媒であるPt粒子は,含浸法により合成したGO被覆球状構造体に坦持した。その結果,球状構造体状に5-10 nmのPt粒子を坦持した新規触媒を合成した。
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