研究課題/領域番号 |
15K17929
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
山田 悟史 北海道大学, 工学研究院, 助教 (90730169)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | バイオメカニクス / 骨組織 / 強度 / 海綿骨 / 骨梁 / ハイドロキシアパタイト |
研究成果の概要 |
本研究では,海綿骨を構成する骨梁の力学的特性とマイクロ・ナノ構造特性を明らかにするため,骨梁単体の力学的特性計測法として片持梁曲げによるMicro-cantilever Bendingを提案した。本手法によりウシ大腿骨骨梁の弾性率を計測し,皮質骨の骨軸方向弾性率に比べて低いことを示した。また,骨梁断面の光学顕微鏡観察の結果,弾性率とマイクロ構造の明確な対応は得られなかった。X線回折法を用いて骨梁内のハイドロキシアパタイト結晶の配向性を計測した結果,結晶c軸が骨梁長軸方向に配向する傾向を示した。骨梁と皮質骨を含めた骨組織全体では,弾性率と結晶配向性に有意な相関関係が認められた。
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