研究課題/領域番号 |
15K17959
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
土方 亘 東京工業大学, 工学院, 准教授 (30618947)
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研究協力者 |
進士 忠彦 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (60272720)
丸山 修 産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 研究グループ長 (30358064)
迫田 大輔 産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 研究員 (40588670)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 磁気浮上 / 人工心臓 / 血液ポンプ / 粘度 / 流量推定 / 血栓 / 血液凝固 / 補助人工心臓 / 血液凝固検出 / 血液粘度 / センサレス計測 / 磁気浮上血液ポンプ / センサレス / 血液粘度計測 |
研究成果の概要 |
補助人工心臓は長期使用時代に入っており,デバイス開発に加え, QOLや生存率の向上技術が必要である.そこで本研究では,磁気浮上補助人工心臓のインペラダイナミクスを利用して,血液粘度をセンサレスに推定する技術を確立し,流量制御や血液凝固検知に応用した. 具体的には,磁気浮上電磁石でインペラを強制変位加振し,インペラ変位と電磁石電流の位相差から血液粘度を推定する手法を提案し,豚血液を用いた実験にてその有用性を確認した.また,モータトルクと回転数,粘度を用いた流量推定式を導出し,実験にて評価を実施した.最後に,豚血液がポンプ内で凝固したときの粘度上昇を提案手法で捉え,凝固検知実現の可能性を示した.
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