研究課題/領域番号 |
15K18007
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
中川 智皓 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70582336)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | パーソナルモビリティ / 運動力学 |
研究成果の概要 |
本研究では,小型のパーソナルモビリティ・ビークル(PMV)の操縦性の向上のため,数値解析および実験を行い,走行安定化技術を構築した.特に,PMVの形態として,平行二輪や直列二輪,四輪を取り上げ,それぞれの形態における車両と人間の力学的挙動を把握し,操縦性向上の手法を提案した.平行二輪では自動制動の手法および直列二輪ではステアバイワイヤを導入した制御を提案し,四輪では操縦者の意図の有無による挙動について明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PMVは軽量小型なため,人間の影響を無視してそのダイナミクスを議論することはできない.本研究によって人間も含めた系全体の挙動を把握し,それを考慮した制御系を構築したことは学術的に意義深い. また,環境保全,高齢社会への対応,移動権の確保といった観点から,歩行の延長をコンセプトとした新しい個人の移動手段の開発が進んできている.本研究成果は各々の車両形態の安全性向上につながり,社会的意義がある.
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