研究課題
若手研究(B)
本研究課題では制御システムが情報システムとリンクされたため,制御システムの不確定要因に対する頑健性が要求されることを動機に,確率的手法をベースとしたレジリエンスを保証する制御系設計や解析の手法を構築することを目指して研究を行った.第一歩として,不確定要因の存在下においても頑健に動作するアルゴリズム:確率近似法を取り上げ,その性能解析を与えた.また,雑音存在下でのシステム同定理論について研究を行った.モデルパラメータの存在領域は不確定要因の影響を受け,領域が非連結となることがあるが,制御器設計には不都合である.そこで,連結な推定領域が求まるよう,データを事前に整形するアイデアを示した.
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システム/制御/情報
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