研究課題/領域番号 |
15K18115
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地盤工学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
野村 瞬 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 数理科学・先端技術研究分野, 技術研究員 (20705701)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地盤力学 / 土質力学 / 海底地盤 / 有限要素法 / 多相混合体理論 / 地盤工学 / 連続体力学 / 安定化 / 数値計算 / 要素試験 / 構成モデル / 連成解析 / 深海底地盤 |
研究成果の概要 |
深海底地盤の力学メカニズム解明に向け,特殊な環境変化を伴う地盤状態を評価できる理論の構築と検証のためのモデル実験,数値解析を行った.変形―流体浸透―物質輸送問題の連成手法を開発し,複合的な要因により変化する地盤環境の整理手法が提示された.本成果により,これまで切り離して整理されることの多かった地盤骨格における変形-安定問題,浸透問題,物質移動現象等を同時に扱うことが可能であることが示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海底資源の産業利用を契機として,海底地盤の力学メカニズム解明に向けた関心が高まっている.様々な技術が結集された結果,地盤サンプルが高精度で採取できるようになり,原位置での応力測定も実施可能なレベルに迫っているといわれている.他方,特殊な環境に晒される地盤の性状を精確に把握できるモデルは未発達であり,観測事実を適切に説明し,長期管理手法に繋がるための理論の整理が必要とされていた.研究過程では,実験事実や解析結果を積み上げる中で複合的に生じる現象を総合的に理解する手法を模索した.
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