研究課題/領域番号 |
15K18119
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
猿渡 亜由未 北海道大学, 工学研究院, 助教 (00563876)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 波の変形 / 波力発電 / 海洋エネルギー / 波浪の屈折 / LIF / 波浪スペクトル / 海洋再生可能エネルギー |
研究成果の概要 |
本研究は,種々の形状の波浪エネルギー発電デバイスに入射した波浪の変形について特徴化すると共に,波浪スペクトル変形モデルを構築することである.2種類の発電デバイスモデルに波を入射させた時の波の反射,透過,屈折現象,並びに波浪エネルギーロスについて,主に室内水理実験によって特徴を明らかにした.本実験結果から浮体型振動水柱装置に対する波浪スペクトル変形モデルを構築し,浅海波浪推算モデルへの適用することにより,デバイスの実海域への導入の際の周囲の波浪場の変化予測を行う為のツールを構築した.更に暴波浪場へのロバスト性の検討の為に,暴風高波イベントの発生パターンの分類を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界的に再生可能エネルギーへの注目度が増している中,海洋エネルギー利用は今後ますます進んでいくものと期待される.本研究は海岸工学の観点から波力発電デバイス周辺の波浪場の特徴を調査するものであり,今後より効率的に波浪エネルギーを利用するために有益な情報を与えるものである.また,本研究の後半で行ったデバイスのロバスト性評価の為の暴波浪場形成過程の評価とパターン分類は,海洋エネルギー発電研究だけでなく海洋における種々の事業の安全性の向上に寄与するものであり,広い応用性という点でも本研究の意義は大きい.
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