研究課題/領域番号 |
15K18146
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 大阪府立大学工業高等専門学校 |
研究代表者 |
大谷 壮介 大阪府立大学工業高等専門学校, その他部局等, 准教授 (60554219)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 河口干潟 / 湿地帯 / ヨシ / 二酸化炭素フラックス / 堆積物 / 一次生産者 / 光合成 / 呼吸 / 炭素固定 / 底生生物 / 分解 / 渦相関法 |
研究成果の概要 |
大阪市を流れる淀川を対象に,干潟・湿地帯におけるCO2ガス交換および藻類による炭素固定機能について定量的に示すことを目的とした.河口湿地帯におけるCO2はヨシによって春から夏にかけて吸収傾向であることがわかった.さらに,河口干潟では日変動を考慮すると河口干潟では水面からCO2は排出されていると考えられた.ヨシ,底生微細藻類,植物プランクトンの一次生産者による炭素固定機能について,各一次生産者の中で現存量,炭素固定速度が最も大きい植物はヨシであり,ヨシの炭素のストックおよびフローが大きいことから河口干潟の炭素固定における役割は大きいと考えられた.
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