研究課題
若手研究(B)
本研究は,地方中核都市かつ旧城下町の旧町人地である熊本市中心市街地の古町地区を対象に,実測と数値解析より夏季温熱環境を把握するとともに,環境工学の視点だけでなく歴史や建築計画の視点も踏まえて現存する近世の町割と空間構成の影響を評価し,城下町を起源とする現代の地方中核都市における地域の気候特性とポテンシャルを活かす設計手法の開発を目指す.同時に解析結果を元に建築学科の学生用教材を開発し,授業への導入することで得られた知見の還元を目指す.なお研究2年目に発生した熊本地震による対象地の被害を踏まえ,行政による環境に配慮した建築設計指導の支援も考慮し,環境情報の整理手法の開発も加えた.
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