研究課題/領域番号 |
15K18219
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小助川 博之 東北大学, 流体科学研究所, 助教 (00709157)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ポリマーアロイ / 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP) / 界面せん断強度 / 接着仕事 / シランカップリング / 表面修飾 / 相分離構造 / フラグメンテーション試験 / 表面自由エネルギー / モルフォロジー / 炭素繊維熱可塑性プラスチック / 酸素原子比率 / 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック |
研究成果の概要 |
ポリプロピレン(PP)とポリアミド(PA)の2成分を相容化させたポリマーアロイ(PP/PA)を母材とする炭素繊維強化複合材料の創成を目的として、炭素繊維とPP/PAの界面デザインの最適化に関する知見を、界面せん断強度と接着仕事を詳細に調査することで得た。炭素繊維とPP/PAの界面せん断強度と接着仕事の最適値は、繊維表面の極性およびポリマーアロイの構造に応じて異なる機序により決定されることが明らかになった。これにより、ポリマーアロイを母材とする繊維強化複合材料を開発するためには、必要とするポリマーアロイの成分と構造に応じて、最適な繊維表面の修飾方法を選定することが重要であると結論づけられた。
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