研究課題/領域番号 |
15K18232
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
盛田 元彰 東京海洋大学, 学術研究院, 助教 (30636626)
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研究協力者 |
元田 慎一 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (10190969)
長谷川 嘉代 東京海洋大学, 大学院・海洋科学技術研究科・応用環境システム学専攻
梅澤 修 横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (20343171)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腐食疲労 / 溶融亜鉛めっき鋼 / き裂起点部 / 亜鉛層 / 合金層 / 溶融亜鉛めっき / 高サイクル疲労 / 疲労強度 / 高サイクル疲労破壊 |
研究成果の概要 |
溶融亜鉛めっき鋼材の耐腐食疲労の設計手法を確立することを目的に,大気雰囲気中の疲労と腐食環境下での疲労のき裂発生・進展過程を解析することにより疲労強度低下要因となるめっき組織を明らかにした。腐食の有無に関わらず,低ー中サイクル域における疲労強度低下要因となる組織は合金層であった。高サイクル域における疲労強度低下要因となる組織は純亜鉛層であった。腐食環境下では,表面酸化により表面が硬化した。酸化物の形成がき裂発生を遅らせ,結果として腐食環境下の疲労強度が増加した。これは腐食環境下で緻密な腐食層を形成させる合金設計をすることで腐食疲労を抑制できることを意味し,今後の材料設計に活かせる。
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