研究課題/領域番号 |
15K18234
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
宮岡 裕樹 広島大学, 先進機能物質研究センター, 准教授 (80544882)
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研究協力者 |
山口 翔太郎 広島大学, 先端物質科学研究科, 大学院生
礒部 繁人 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (10564370)
市川 貴之 広島大学, 総合科学研究科, 准教授 (10346463)
小島 由継 広島大学, 先進機能物質研究センター, 教授 (20394546)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 窒化物 / 窒素解離 / リチウム合金 / 活性窒素 / 窒化物合成 / 擬触媒プロセス / 電子顕微鏡その場観察 / 電子顕微鏡 / 活性窒素利用 / 触媒プロセス |
研究成果の概要 |
本研究では,リチウム(Li)と14族元素(M = C, Si, Ge, Sn)の化合物を用いて,三重結合を有し非常に安定な気体分子であるN2を解離,再結合する反応に注目し,その反応特性やメカニズムを明らかにするための実験を行った。 作製したいずれのLi化合物も500 ℃以下で窒素と反応し,幾つかの化合物では室温付近でも窒化反応がみられたことから,これらが窒素解離能を有することが示された。窒化反応後には,ナノサイズのLi3Nが生成していることが示唆されており,この活性な原子状窒素を用いることで,既存技術より低圧の0.5 MPa,300 ℃以下の条件でアンモニアが生成可能であることが分かった。
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