研究課題/領域番号 |
15K18235
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
小山 元道 九州大学, 工学研究院, 助教 (20722705)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 水素脆化 / 複相鋼 / 損傷成長 / 水素可視化 / 電子チャネリング / ケルビンプローブ / 銀デコレーション |
研究成果の概要 |
水素助長損傷発達挙動解析および水素可視化技術確立に主眼を置き、以下の成果を達成した。①種々な複相鋼の損傷発達曲線を作成することで、安定オーステナイトが水素由来損傷を有意にアレストすることを見出した。つまり、BCCマルテンサイトなど耐水素感受性が高い相が存在していてもオーステナイト領域で損傷成長は止まり、破断に至らない。②電子チャネリングコントラスト法を用いて双晶や転位を結像することで、薄板状マルテンサイトの損傷形成機構を明らかとした。③ケルビンプロ―ブおよび銀デコレーション法を用いてマルチスケールかつ時間分解能を有する水素可視化技術を確立した。
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