研究課題/領域番号 |
15K18266
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤岡 沙都子 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師 (50571361)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マイクロバブル / 微細気泡 / 溶解 / 収縮 / 溶解速度 / 界面活性剤 / マイクロ流路 |
研究成果の概要 |
マイクロバブルはラプラス圧の効果により液相に急速に溶解することが知られている。急速な溶解に伴い気泡周囲には高溶存気体濃度領域が形成されると予想できる。この急速なガス溶解を利用した結晶製造方法が提案されているが、マイクロバブルの溶解速度や気泡周囲の溶存気体の濃度分布を正確に予測する方法はまだ存在しない。本研究では、界面活性剤が存在する条件での静止流体中でのマイクロバブル溶解速度予測モデルを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
マイクロバブル溶解を利用した晶析は、気泡周囲に形成される高溶存気体濃度領域を利用するため、希薄溶液からの結晶製造が可能、また結晶個数の制御が可能になると期待され、医薬品など高付加価値な製品の製造に有用であると考えられる。本研究では、種々の界面活性剤が吸着したマイクロバブルの溶解速度を予測可能にしたため、化学産業や医療分野における様々な物質の高効率な製造プロセス設計に利用できると期待される。
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