研究課題/領域番号 |
15K18267
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
長島 佐代子 埼玉大学, 理工学研究科, その他 (20442999)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 不均一系触媒 / クラスター錯体 / 無機材料 / 固体酸 / ルイス酸 / ブレンステッド酸 / レニウム / 触媒 |
研究成果の概要 |
外部配位子がヒドロキソ配位子であるレニウムスルフィドクラスターを水素気流下加熱処理すると、2つのヒドロキソ配位子から1つの水分子が脱離し配位不飽和点が生じルイス酸として働く。これを触媒として用いることでFriedel-Craftsアシル化反応が進行することを見出した。 一方、レニウムスルフィドクラスターは外部配位子の違いによって活性化機構が異なることが予想される。新たに外部配位子がフェノキシド類であるレニウムスルフィドクラスターを合成し、その構造について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Friedel-Craftsアシル化は芳香族ケトンの工業的製造法として重要な反応の1つであるが、従来使用されている塩化アルミニウムを触媒として用いると化学両論量以上必要とする。クラスター錯体を触媒として用いることで不均一系での反応が可能となり、省エネルギー、低コスト化が期待できる。
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