研究課題
若手研究(B)
低域混成(LH)波の球状トカマクプラズマ内部における伝搬・吸収特性を解明するため、LH波の微小な密度揺動を計測できるマイクロ波散乱計の開発を行った。計測結果の定量的な解析と散乱計設計の最適化のため、マイクロ波散乱シミュレーションを新たに開発した。散乱シミュレーションによる予測をもとに2つの異なるパラメータ領域に感度を持つ散乱計を設計・製作し、計測を行ったが、研究期間内にはノイズレベル以上の信号は観測できなかった。引き続き、数値シミュレーションの精度を改善しながら、LH波を直接計測できるマイクロ波計測の開発を行っていく予定である。
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すべて 国際共同研究 (3件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件)