研究課題/領域番号 |
15K18306
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 核融合科学研究所 |
研究代表者 |
能登 裕之 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 助教 (50733739)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 変態超塑性 / 低放射化フェライト鋼 / 超塑性成形 |
研究成果の概要 |
本研究では、核融合炉部材として期待されている低放射化フェライト鋼(JLF-1鋼)の難加工性を克服するため、これまで加工技術としてほとんど展開されてこなかった変態超塑性変形を活用した革新的な加工技術を提案した。これまでJLF-1鋼に変態超塑性を適用した例はなかったが、本研究で初めて低放射化フェライト鋼という先進材料においても変態超塑性による低荷重において巨視的な変形が生じることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回得られたJLF-1鋼による巨視的な伸びの成果は、新しく開発された低放射化フェライト鋼という先進材料においても変態超塑性が発現することを確かめた知見である。また、本研究は、これまで結びつきの少なかった「核融合・原子力材料分野」と「超塑性分野」を融合させたものであり、核融合炉・原子炉用エネルギー材料研究の発展に貢献できたと考えている。
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