研究課題/領域番号 |
15K18332
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
菅谷 佑樹 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (00625759)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 海馬 / 神経細胞新生 / 歯状回 / 神経新生 / 記憶 |
研究成果の概要 |
海馬歯状回では神経細胞新生が生涯続き、記憶の形成や消去、忘却、記憶パターンの分離に重要な働きを担っていると報告されている。しかし、記憶課題遂行中の新生神経細胞の具体的な活動パターンはほとんど明らかになっていない。本研究では記憶想起課題中の新生細胞、成熟細胞をカルシウムイメージング法により観察し、記憶想起課題中の新生、成熟細胞の活動を明らかにした。その結果、新生細胞では成熟細胞に比べて行動による発火率の変動が少なかった。新生細胞は成熟細胞の活動を抑制しているとの報告があることから、新生細胞は成熟細胞の過剰な活動を定常的に抑制し記憶の精度を上げている可能性が示唆された。
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