研究課題/領域番号 |
15K18361
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
永岡 唯宏 生理学研究所, 生体機能調節研究領域, 特別協力研究員 (70634864)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | カドヘリン / 平面内細胞極性因子 / Nカドヘリン / 細胞内平面極性 / シナプス |
研究成果の概要 |
本研究は、平面内細胞極性因子Vangl2によるシナプス接着分子Nカドヘリンの制御の分子機構を解明することを目的とした。正常な神経細胞ではNカドヘリンと後シナプスの主要な足場蛋白質であるPSD-95は相補的な局在を示すが、Vangl2の発現をshRNAで抑制させた神経細胞では、NカドヘリンとPSD-95の共局在が増加する異常が見られた。このことからVangl2が樹状突起においてPSD-95、Nカドヘリンの分布を制御している可能性が示唆された。また、シナプス形成に於いて、Vangl2によるNカドヘリンの制御の役割を遺伝学的に調べる過程で、その異常が二分脊椎を引き起こすことが判明した。
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