研究課題
若手研究(B)
本研究では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の発症過程において必須な役割を果たすと考えられているTDP-43タンパク質の、細胞内凝集体形成メカニズムを解析した。RNA結合能を欠失させたTDP-43の細胞質凝集体形成効率は、野生型と比較して顕著に減弱していた。また、TDP-43にRNA分解酵素を融合させたタンパク質(TDP-43-RNase)は、RNA結合能および細胞質凝集体形成効率がいずれも減少していた。以上の結果から、TDP-43に結合するRNAは、細胞質凝集体形成を促進することが示唆された。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Mol Cell Biol
巻: 37 号: 4
10.1128/mcb.00347-16
Sci Signal. doi: 10.1126/scisignal.aah4117.
巻: 10 号: 460 ページ: 1-15
10.1126/scisignal.aah4117
Genes to cells
巻: 7 号: 7 ページ: 543-562
10.1111/gtc.12250
Molecular and cellular biology
巻: 20 号: 20 ページ: 3517-3527
10.1128/mcb.00343-15
http://www.devgen.med.tohoku.ac.jp/index.html