研究課題/領域番号 |
15K18376
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
林 到ヒョン 京都大学, 医学研究科, 特定研究員 (50721883)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Gタンパク質共役受容体 / GPCR / X線結晶構造解析 / 膜タンパク質 / 膜蛋白質 / 神経伝達物質・受容体 / 結晶構造解析 |
研究成果の概要 |
Gタンパク質共役受容体であるドパミン受容体 (DRD) は、神経伝達物質であるドパミンを受容することで運動、知覚や情動などに関与することが知られており、脳神経疾患の治療薬の標的タンパク質として注目されている。本研究では、DRD2のX線結晶構造解析を行い、ドパミンが関与する神経伝達や脳神経疾患の理解を深めることを目指した。DRD2を特異的に認識する機能性抗体を生産し、複合体を形成することで結晶化に成功した。SPring-8のマイクロフォーカスビームにて解析に必要なデータを取得し、最高分解能2.7Aで構造を決定することに成功した。今回決定した構造はリガンド非結合型の構造であることが分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
脳神経疾患の治療薬の標的として最も重要なターゲットタンパク質の一つであるドパミン受容体の立体構造解明と向精神薬との結合様式の解明は、今後新たな薬剤の開発への展開ができることで社会に貢献すると期待される。
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