研究課題
若手研究(B)
本研究ではヒストンH3K4/H3K36の脱メチル化 酵素であるKdm2aの精子形成における機能を明らかにすることを目的として、生殖細胞特異的Kdm2a KO(Kdm2a cKO)マウスを作成しその解析を行った。その結果 、Kdm2a cKOマウスでは未分化精原細胞から分化型精原細胞への移行が著しく抑制され重篤な精子形成不全が起こることを明らかにした。また、Kdm2a cKOマウスの精原細胞を用いたChIP-seqとマイクロアレイ解析の結果から、Kdm2aはmTORCの活性化を制御することにより精原細胞の自己複製と分化のバランスを制御するという新たなモデルが示された。
すべて 2018 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 4件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 5件)
Reproduction
巻: 153 号: 4 ページ: 405-419
10.1530/rep-16-0610
BMC Research Notes
巻: 9 号: 1 ページ: 250-250
10.1186/s13104-016-2038-y
Cell
巻: 166 号: 5 ページ: 1147-1162
10.1016/j.cell.2016.07.025
Reproduction, Fertility and Development
巻: 28 号: 4 ページ: 482-490
10.1071/rd14160
Biology of Reproduction
巻: 94 号: 4 ページ: 1-11
10.1095/biolreprod.115.135988