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染色体工学技術を利用したマウスMHC領域のヒト化

研究課題

研究課題/領域番号 15K18392
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験動物学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

鈴木 輝彦  公益財団法人東京都医学総合研究所, 生体分子先端研究分野, 主席研究員 (70621027)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード染色体工学 / ゲノム工学 / バイオテクノロジー / 免疫
研究成果の概要

抗原提示を行う主要組織適合遺伝子複合体(MHC)遺伝子群は種間で多様性が大きいため、マウスを用いて抗原性を利用した医薬品の効果を評価するには限界があった。しかし約4,000,000塩基対にも及ぶMHC領域に散在する多数のMHC遺伝子をヒト化するのは極めて困難であり未だに実現されていない。そこで本研究では、ゲノム編集技術や染色体工学技術を駆使してMHCヒト化細胞の作製を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

新興感染症やガンなどに対するワクチンの開発では前臨床試験の段階でヒト免疫環境下における薬効を示すことが要求される場合もあり、現在の技術では迅速に開発を進めることは容易ではない。主要組織適合遺伝子複合体(MHC)ヒト化動物ができれば、ワクチンなどの医薬品開発の促進に大きく貢献できると期待される。またガン抗原に応答するヒトT細胞受容体の分離・同定に応用すれば、抗腫瘍免疫療法の開発などにも極めて有用なツールになると期待される。

報告書

(1件)
  • 2018 研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2022-11-04  

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