研究課題
若手研究(B)
本研究ではミオシンVI(Myo6)の変異アレルをもつksvヘテロマウス(ksv/+)の早発・進行性難聴を促進するC57BL/6J(B6)マウスの遺伝的背景に存在する機能ゲノム多型を明らかにすることを目的に遺伝子座マッピングを行った。難聴発症を促進する遺伝子座の一つは第10番染色体のカドヘリン23(Cdh23)にマップされた。そこでB6マウスの難聴発症原因であるCdh23のc.753Aアレルを野生型c.753Gアレルに置換した結果、難聴の表現型は軽減された。しかし、その効果は完全ではなく、B6マウスの遺伝的背景にはksv/+の難聴発症を修飾する他のゲノム多型が存在する可能性が示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
PLOS ONE
巻: 12 号: 8 ページ: e0183477-e0183477
10.1371/journal.pone.0183477
120007099799
Hum. Mol. Genet.
巻: 印刷中 号: 10 ページ: 2045-2059
10.1093/hmg/ddw078
http://www.igakuken.or.jp/mammal/index.html