研究課題/領域番号 |
15K18414
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
石川 千恵 琉球大学, 亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構, 助教 (90542358)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 成人T細胞白血病(ATL) / HTLV-1 / ISL-1 / Tax / c-myc / 成人T細胞白血病 |
研究成果の概要 |
成人T細胞白血病(ATL)の発症・進展におけるLIMホメオドメイン転写因子ISL-1の役割を検討した。HTLV-1感染T細胞株では非感染T細胞株と比較してISL-1が高頻度に発現していた。HTLV-1感染やウイルスタンパク質TaxによってISL-1の発現が誘導された。非感染T細胞株にISL-1を過剰発現させると、細胞増殖能が有意に増加し、ISL-1の標的遺伝子であるc-mycの発現が増強された。以上より、ATL発症・進展においてISL-1の過剰発現の関与が示唆された。
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