研究課題
若手研究(B)
近年のがんゲノム解析により、SWI/SNFクロマチンリモデリング因子の突然変異(不活化)が様々ながんで見つかっている。一方で、SWI/SNF不活化による発がん機構は不明である。本研究では、遺伝子発現状態多様性に着目することで、SWI/SNF不活化による発がん機構解明を目的とした。まず、CRISPR/Cas9により、SWI/SNF構成因子SMARCA2・SMARCA4のダブルノックアウト(DKO)細胞を樹立した。次に、DKO細胞における遺伝子発現状態多様性(即ちヌクレオソームポジション多様性)を解析した結果、DKO細胞では、ヌクレオソームポジション多様性が増加していることが明らかになった。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)
PLoS One
巻: 11 号: 1 ページ: e0147372-e0147372
10.1371/journal.pone.0147372