研究課題/領域番号 |
15K18477
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
佐藤 綾 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特定研究員 (40595112)
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研究協力者 |
Carlton Peter 京都大学, 生命科学研究科, 准教授 (20571813)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 減数分裂 / 線虫 / シナプトネマタンパク質 / シナプトネマ複合体 / 染色体 / 交叉 |
研究成果の概要 |
減数分裂において染色体を分離する際、ホロセントリック生物である線虫は、2つの染色体領域(染色体の長腕と短腕)を確立し、それぞれの領域で染色体を切り離している。減数分裂前期、線虫の相同染色体は、各1個ずつ交叉を染色体上に形成し、交叉から見て近い方の染色体末端までが短腕、遠い方までの染色体末端までが長腕となる。我々は、一旦交叉が形成されると、リン酸化されたシナプトネマタンパク質SYP-1と、それに結合するPLK-2キナーゼが、染色体短腕のみに局在し、これが染色体の非対称性(長腕と短腕)を確立するカスケードの上流にあたること、この短腕の確立が減数第一分裂に重要であることを発見した。
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