研究課題
若手研究(B)
X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLAを利用して、亜硝酸イオン(NO2-)から一酸化窒素(NO)への一電子還元反応を触媒するタンパク質、銅含有亜硝酸還元酵素(CuNiR)の完全酸化型の立体構造を、銅原子の異常散乱効果を用いて世界で初めて決定し、CuNiRのプロトン共役電子移動の反応機構を解明することに成功した。これまで、金属タンパク質の真の酸化型構造を知ることは、長い間、不可能とされてきたが、本研究では、SACLAの実験技術の改良を進め、さらに、SACLAと大型放射光施設SPring-8の技術を融合することで、新しい酵素反応機構を明らかにした。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (13件) (うち国際共著 3件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件) (うち国際学会 3件、 招待講演 7件) 備考 (3件) 産業財産権 (1件) (うち外国 1件)
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