研究課題/領域番号 |
15K18513
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
須河 光弘 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (80626383)
|
連携研究者 |
高木 拓明 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (10444514)
矢島 潤一郎 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (00453499)
|
研究協力者 |
山口 真
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
|
キーワード | ダイニン / 微小管 / 少数性 / ランダムウォーク / 集団運動 / 分子摩擦 |
研究成果の概要 |
モータータンパクの少数集団の運動性について研究を行っている。本研究では、細胞内輸送やアンカーの役割を担う細胞質ダイニンの数個程度の集団(ダイニン少数集団)の微小管上での運動を解析した。ダイニン少数集団は微小管のマイナス端方向に一方向性に運動するが、左右軸上ではバイアスされたランダムウォークをすることが分かった。得られた運動の軌跡に対して時系列解析とモンテカルロシミュレーションを行い、ダイニン同士の立体障害により左右へのバイアスが生じるが、ダイニンが微小管と結合解離することにより運動を駆動するモーター分子の実効的な数と配置がランダムに変化するために左右へのランダム性が生じることが示唆された。
|