研究課題
若手研究(B)
蛋白質のドメイン運動は蛋白質が有する固有の機能に深く関与していると知られていたが、精度良くその運動を探知し更に解析する手法が確立していなかった。そこで、申請者は中性子スピンエコー法 (NSE) とMDシミュレーションを組み合わせたMD-NSE法により蛋白質のドメイン運動の記述を試みた。NSE測定から得られた拡散定数のQ依存性 (D(Q))をMD シミュレーションのtrajectoryから計算されたD(Q)と比較すると回転拡散のみならず、ドメイン運動に由来する運動の組み合わせで記述できた。更に、ドメイン運動を詳細に解析すると主にドメインの開閉に対応した運動であることが分かった。
すべて 2017 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 4件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 29208-29208
10.1038/srep29208
120006323745
Protein Science
巻: 25 号: 11 ページ: 2006-2017
10.1002/pro.3013
Sci. Rep.
巻: 6 号: 1 ページ: 35567-35567
10.1038/srep35567
120006223630
Polymer
巻: 105 ページ: 510-515
10.1016/j.polymer.2016.07.050
Scientific Report
巻: 5 号: 1 ページ: 15485-15498
10.1038/srep15485
120005672389
Biochemistry and Biophysics Reports
巻: 4 ページ: 28-32
10.1016/j.bbrep.2015.08.019
120005893550
Journal of Agricultural and Food Chemistry
巻: 63 号: 39 ページ: 8715-8721
10.1021/acs.jafc.5b02902
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/PSlab/