研究課題/領域番号 |
15K18521
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
宮崎 直幸 大阪大学, たんぱく質研究所, 助教 (00634677)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 構造生物学 / 電子顕微鏡 / ウイルス / ファージ / 感染症 / 構造解析 / クライオ電子顕微鏡 / 感染機構 / ウイルスの感染機構 / 分子認識 |
研究成果の概要 |
黄色ブドウ球菌に対するファージ療法の実用化には、黄色ブドウ球菌ファージの感染・増殖機構を理解する必要がある。そこで、黄色ブドウ球菌ファージS6、S13’、S25-3のクライオ電顕による構造解析をおこなった。Zernike位相差クライオ電顕の観察により、S6ファージの尾部先端には、非常に長い針状構造が見られていたが、それは他の黄色ブドウ球菌ファージS13’やS25-3の尾部先端には見られなかった。この結果は、これらのファージの宿主認識機構が異なっていることを示唆している。また、S13’のクライオ電顕単粒子解析では、頭部と尾部の主要な構造に関しては、近原子分解能で構造を決定することに成功した。
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