研究課題/領域番号 |
15K18527
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 国際基督教大学 |
研究代表者 |
中村 瑛海 (伊藤瑛海) 国際基督教大学, 教養学部, 特任助教 (80726422)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | RAB GTPases / Rho GTPases / Rho of Plant (Rop) / RAB5 / エフェクター / AtSWAP70 / 細胞生物学 / 植物細胞 / RAB GTPase / Effector / 細胞内シグナリング / Rac/Rop |
研究成果の概要 |
本研究課題では、植物RAB5の新奇エフェクターとして単離同定されたSWAP70がその下流でRho of Plant (Rop)の機能制御を担うと考え、SWAP70が相互作用するROPの同定とその機能制御機構の解明を試みた。相互作用解析の結果、シロイヌナズナSWAP70はROP7と相互作用することがわかった。ROP7は定常状態では細胞膜、核、核小体様構造に局在したが、SWAP70や植物RAB5との共発現によりエンドソームに局在化した。ROP7は組織特異的な発現様式を示す。以上から、RAB5はSWAP70を介してROP7とカスケードを構築することにより組織特異的な機能制御を実行すると考えられる。
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