研究課題
若手研究(B)
生物間相互作用のなかでも、特に多細胞動物と多細胞植物間の相互作用に関する分子機構の解析を目的として、サツマイモネコブセンチュウをもちいて、植物側から分泌される誘引物質の単離・同定を目指した。センチュウが誘引される植物の根と種子を材料として用いた。根由来の誘引物質の精製・構造解析を進めた結果、活性成分に含まれるペプチド鎖の部分構造を明らかにした。また、種子由来の誘引物質は、種子ムシゲルの放出に付随して活性が発現すること、ムシゲルの溶出の際に露出される多糖成分の他に、タンパク質成分も必要であることなどがわかった。
すべて 2018 2017 2015
すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (2件)
ACS Symposium Series
巻: 1265 ページ: 109-126
10.1021/bk-2017-1265.ch006
Frontiers in Plant Science
巻: 6 ページ: 617-617
10.3389/fpls.2015.00617
New phytologist
巻: 208 号: 4 ページ: 1104-1113
10.1111/nph.13520
化学と生物
巻: 53 ページ: 535-541
日本農薬学会誌
巻: 40 号: 1 ページ: 44-51
10.1584/jpestics.W14-35
130005096498