研究課題/領域番号 |
15K18580
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
遺伝・染色体動態
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
井手 聖 国立遺伝学研究所, 構造遺伝学研究センター, 助教 (50534567)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 核小体 / サイレンシング / RNAポリメラーゼ / 一分子イメージング / rRNA遺伝子 / 液滴 / リボソームRNA遺伝子(rDNA) / 遺伝子サイレンシング / クロマチン |
研究成果の概要 |
核小体の形態異常は、遺伝病(リボソーム病)を引き起こす要因となることが知られている。本研究では、核小体クロマチン内に新たに同定した因子が局在する凝集構造体に着目し、そこに含まれる因子群を一分子顕微鏡で観察した。その結果、RNAポリメラーゼIがブラウン運動しながらも、ある一定の範囲でまとまる様子が観察されたことから、凝集構造体は液滴様の塊であることが判明した。さらに、リボソーム病の原因であるRNAポリメラーゼの変異アレルを異所的に発現させることで、液滴様凝集構造体を再構築することができた。このことから、本研究で着目した凝集構造体の液滴様性質が、遺伝疾患の一因になっている可能性が考えられる。
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