研究課題/領域番号 |
15K18587
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
塚本 健太郎 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 助教 (00582818)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | プロテアソーム / プロテアーゼ / 二型性 / 種を超えた多型 / 遺伝子進化 / 対立遺伝子 / 免疫プロテアソーム / 獲得免疫 |
研究成果の概要 |
免疫プロテアソームサブユニットPSMB8はプロテアーゼ活性を有し、MHCクラスI分子上に提示される抗原ペプチドの産生に関与する。軟骨魚類と条鰭類のPSMB8遺伝子にはアミノ酸配列で約20%もの違いが認められる二系統(A系統とF系統)が存在し、条鰭類では二型性を示す対立遺伝子として約4億年以上にわたり種をまたがって維持されている。研究代表者は二型が維持される要因を明らかにするため、二型間の切断特異性の比較を行った。A系統ではキモトリプシン様活性が亢進している一方、F系統では減弱していることが判明した。この結果からC末端のアミノ酸残基が異なるペプチドをMHCクラスI分子に供給することが示唆された。
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