研究課題/領域番号 |
15K18611
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
山尾 僚 弘前大学, 農学生命科学部, 助教 (50727691)
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研究協力者 |
向井 裕美 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所, 森林昆虫研究領域, 任期付研究員 (70747766)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 遺伝的類似性 / 遺伝構造 / 種内競争 / 種間競争 / 植物間相互作用 / 協力 / 識別 / 群集構造 / 個体識別 / 可塑性 / 植物 |
研究成果の概要 |
本研究では、オオバコと他種競争者であるシロツメクサを用いた栽培実験を実施し、遺伝的に近い個体と集団で生育することが、種内および種間競争に対して有利であることを明らかにした。さらに、近隣の同種個体の遺伝的類似性の識別や競争者の存在の識別は、種子の段階から水溶性の化学物質を用いておこなわれており、それらの条件に応じて発芽タイミングを調節している事も明らかにする事ができた。加えて本研究では、種間競争に対する近隣個体の遺伝的類似性の効果が様々な分類群において共通していることを示唆した。
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