研究課題/領域番号 |
15K18613
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 熊本大学 (2016-2017) 長崎大学 (2015) |
研究代表者 |
竹下 文雄 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 特任助教 (00723842)
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研究協力者 |
村井 実 熊本大学, くまもと水循環・減災研究教育センター, 客員研究員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 求愛行動 / シグナル / ハクセンシオマネキ / 甲殻類 / 配偶者選択 / 選好性 / 妨害 / 視覚 / 障壁 / 発音 / 複数様式 / 色 / waving / 求愛音 / Uca属 |
研究成果の概要 |
ハクセンシオマネキのオスにおける複数の求愛シグナルの適応的意義について研究を実施した。メスは時間あたりの求愛音の発音回数が多いオスを好んだ。餌の利用可能性が高いオスではattraction waveの頻度および血漿ラクトース濃度が増加した。近隣オスの妨害行動によりペア形成率は低下した。物理的な障害物によりメスの配偶者選択に要する時間は増加した。オスの甲と大鉗脚における色の変化パターンは異なった。これらの結果より、オスの各シグナルはメスの配偶者選択の基準として用いられる可能性が高いが、その機能は異なり、それぞれの個体が置かれた社会的・物理的環境下で各シグナルの有効性は異なる可能性が示唆された。
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