研究課題/領域番号 |
15K18635
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
臼井 靖浩 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 任期付研究員 (20631485)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 高温耐性遺伝子 / QTLs集積 / 群落温度 / 水稲 / 外観品質 |
研究成果の概要 |
高温登熟性に優れる水稲品種は高CO2条件下でも、白未熟粒発生が通常品種に比べ、少ないことが明らかになってきた(Usui et al., 2014)。近年、高温耐性に関するQTLs解明が進んでいるが、高CO2条件でのQTLs集積効果について明らかになっていない。そこで本研究では、新潟早生(高温耐性が低い)に高温耐性遺伝子qWB3とqWB6を導入した素材を高CO2条件に供試し、QTLs集積効果について検討した。 その結果、QTLsの集積により高CO2区の整粒率を高めた。ただし、この整粒率は新潟早生の通常CO2区での整粒率と同程度あり、高CO2、高温条件下での品質維持には、より高い耐性が望まれる。
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