研究課題/領域番号 |
15K18639
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
園芸科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
滝澤 理仁 京都大学, 農学研究科, 助教 (60627363)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 単為結果 / トマト / 植物ホルモン / 種子形成阻害 / 単為結果性 / オーキシン / ジベレリン / 遺伝解析 |
研究成果の概要 |
本研究では,‘京てまり’の単為結果性遺伝子の同定とその作用機構の解明を目指して実験を行った.その結果,‘京てまり’の単為結果性遺伝子が第1染色体上に座乗するEクラスのMADS-box 遺伝子,SlAGAMOUS-LIKE 6であることが明らかとなった.‘京てまり’では,レトロトランスポゾンの挿入によりこの遺伝子の発現が抑制され,それがオーキシンやジベレリンの代謝関連遺伝子の発現を変化させることにより単為結果を誘導すると考えられた.本研究で得られた成果は,トマトにおける単為結果誘導機構の全容の解明に資するだけでなく,トマトの単為結果性品種を育成する上で重要な知見になると考えられる.
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