研究課題/領域番号 |
15K18644
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
志村 華子 北海道大学, 農学研究院, 助教 (20507230)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 植物ウイルス / RNAサイレンシング / RNAサイレンシングサプレッサー / 茎頂分裂組織 / アスパラガス / ウイルス / 種子伝染 / 免疫組織染色 / アスパラガスウイルス |
研究成果の概要 |
免疫組織化学法を用いてアスパラガスに感染するAV-1およびAV-2の局在を調べた。AV-1とAV-2は表皮に強く感染し、分裂組織近傍の維管束にも感染していた。雄花組織の感染も調べたところ、AV-2は花芽分化初期から組織全体で検出され、花粉形成時のタペータムにも強く感染していた。AV-1は花粉四分子期以降で検出された。これまでAV-1は虫媒伝染とされていたが、AV-2のように種子伝染する可能性が示唆された。また、アスパラガスから分離したAV-1の全塩基配列を決定した。さらにAV-1感染性クローンの構築に成功し、Nicotiana benthamianaでの全身感染性を確認することができた。
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