研究課題
若手研究(B)
野外で生育する植物は無数の微生物群と相互作用していることが明らかになりつつあるものの、植物が微生物群と共生している意義に関しては殆ど明らかではない。研究者は、野外の貧栄養土壌で生育するアブラナ科植物であるシロイヌナズナから単離されたColletotrichum tofieldiae(Ct)が、アブラナ科植物の根に感染し、リン欠乏等の栄養枯渇時において植物生長を促す共生菌であることを発見した。Ctの菌糸が植物の第2の根として働き、リン酸を宿主に輸送することで植物生長が促されることが明らかになった。植物は、Ctに対する防御関連応答をリン欠乏時には低下させ共生関係を強化することが明らかになった。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 2件、 謝辞記載あり 2件、 査読あり 2件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件) 備考 (1件)
日本植物病理学会会報 (印刷中)
巻: 印刷中
Cell
巻: 165 号: 2 ページ: 464-474
10.1016/j.cell.2016.02.028
Nature Communications
巻: in press 号: 1
10.1038/ncomms11362
http://first.lifesciencedb.jp/