研究課題
若手研究(B)
環境中の99%以上の微生物は,現在の技術では培養が困難な微生物(難培養性微生物)とされている.難培養性微生物が産生する酵素は,新たな酵素資源として大きな可能性を秘めている.そこで研究代表者は,環境中に豊富に存在する酵素資源への効率的にアクセスする方法として「液滴を利用した微生物培養を介さない酵素遺伝子取得法」を考案した.本研究を通じて,「液滴を利用した微生物培養を介さない酵素遺伝子取得法」を確立し,その実用性・有用性を実証することに成功した.今後,本法の実践・応用により,産業上有用な酵素をコードする遺伝子が多数取得され,それが新たな酵素産業の創出に結実すると考えられる.
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (22件) (うち国際学会 3件、 招待講演 4件) 備考 (2件)
Biophysics and Physicobiology
巻: 13 号: 0 ページ: 63-69
10.2142/biophysico.13.0_63
130005148429
Scientific Reports
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http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~funatsu/