研究課題/領域番号 |
15K18670
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
小笠原 寛 信州大学, 学術研究院総合人間科学系, 助教 (30535232)
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研究協力者 |
石浜 明 法政大学, マイクロナノテクノロジー研究センター, 客員教授 (80019869)
加藤 佑輝 信州大学, 大学院・応用生物科学科, 大学院生
石塚 俊行 信州大学, 大学院・応用生物科学科, 大学院生
佐野 晃太郎 信州大学, 大学院・応用生物科学科, 大学院生
増井 祥平 信州大学, 大学院・応用生物科学科, 大学院生
堀田 修平 信州大学, 繊維学部, 大学生
小林 弘明 信州大学, 繊維学部, 大学生
青木 美千香 信州大学, 繊維学部, 大学生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | Biofilm formation / CsgA / CsgD / Escherichia coli / Amyloid fimbriae / Biofilm inhibition / Transcription factor / Periplasm / バイオフィルム / Curli線毛 / 大腸菌 / アミロイド線維 / 転写因子 |
研究成果の概要 |
大腸菌のバイオフィルム形成において、アミロイド線維とセルロースは細胞集合と表面付着に関わる主要な構成因子である。本研究で、我々は精製転写因子コレクションおよび、転写因子高発現プラスミドコレクションを用いた網羅的な解析によりcsgBAプロモーターに特異的に結合し、遺伝子発現を制御する転写因子を複数種同定した。またCsgD制御下の遺伝子群のうち、CsgAからなるアミロイド線維の形成阻害に関わるペリプラズムタンパク質YccTを見出し、csgBA発現抑制に関わる機能的役割についても明らかにした。本研究の成果を軸に、細菌バイオフィルム形成阻害の分子機構の解明を目指す。
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