研究課題/領域番号 |
15K18672
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
笹野 佑 大阪大学, 工学研究科, 助教 (90640194)
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連携研究者 |
原島 俊 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (70116086)
杉山 峰崇 大阪大学, 大学院工学研究科, 准教授 (80379130)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | CRISPR-PCS / 出芽酵母 / ゲノム工学 / 染色体工学 / CRISPR/Cas9 / 菌株育種 / CRISPR-Cas / Chromosome engineering / Yeast |
研究成果の概要 |
産業酵母に必要とされる有用形質の多くは、数多くの遺伝子により制御されている。そこで、酵母の性質をゲノムスケールで大規模に改変するゲノム工学技術の発展が望まれている。本研究では出芽酵母を対象として、複数の染色体を一度の操作で自在な位置で分断することができる新技術CRISPR-PCS法を開発した。本法により非常に高い効率で染色体分断を行うことが出来るようになり、一度の操作で4か所の染色体を同時分断することに成功した。さらに、本法を応用することで、複数の染色体領域の欠失、重複、置換、転座、融合、環状化を高効率で行うことが可能となった。本技術の応用により、革新的な微生物育種に繋がるものと期待される。
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