研究課題/領域番号 |
15K18680
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
高原 照直 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (90708059)
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連携研究者 |
牧 正敏 名古屋大学, 大学院生命農学研究科・応用分子生命科学専攻, 教授 (40183610)
柴田 秀樹 名古屋大学, 大学院生命農学研究科・応用分子生命科学専攻, 准教授 (30314470)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | mTOR / アミノ酸 / カルシウム / mTORC1 / 細胞内情報伝達 |
研究成果の概要 |
本研究は、細胞のアミノ酸感知機構へのCa2+の役割およびその細胞応答を明らかにすることを目的としている。アミノ酸飢餓した細胞に、アミノ酸を投与することで細胞外からCa2+が流入し、細胞内のCa2+濃度が上昇する。この機構に関して、種々の阻害剤を用いた解析により、Amiloride感受性の因子を介してCa2+濃度が上昇することが分かった。また、流入したCa2+により細胞内アミノ酸応答経路の主要因子mTORC1がどのように調節をうけるかを解析した結果、mTORC1活性化因子として知られるRheb GTPaseの働きにCa2+が関わることが判明し、Ca2+による新規mTORC1制御機構が示唆された。
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